こんにちは!じーにー(@Genie_Zymork)です。
名作ディズニー映画の数々をを繰り返し見ているこの僕が、
ディズニーの魅力的なヴィランズをモチーフとした
スマホゲームアプリ「ツイステッド・ワンダーランド」について書いていきます。
今回は前回考察した「サバナクロー」に続いて「ポムフィオーレ」について詳しく考察していこうと思います。
ポムフィオーレ寮とは?
ポムフィオーレ寮は女王の奮励の精神に基づく寮です。
この「女王」とはかの有名な白雪姫に出てくる、老婆に扮して白雪姫に毒リンゴを食べさせた「クイーン・グリムヒルド」(名前まで知っている人は少ないと思いますが)という女王のことです。
さすがに「白雪姫」の寮ということもあり、魔法薬学や呪術を得意とする生徒が多く在籍しているようです。
原作でもリンゴを薬品に浸して、永遠の眠りに落ちる毒リンゴを作成していましたもんね笑
ストーリーの中で、ポムフィオーレは7つの寮の中で最も古い寮だと言われています。
ツイステでは下記7つの作品が寮のモチーフとなっています。
- 「不思議の国のアリス」(ハーツラビュル)
- 「アラジン」(スカラビア)
- 「リトル・マーメイド」(オクタヴィネル)
- 「白雪姫」(ポムフィオーレ)
- 「ヘラクレス」(イグニハイド)
- 「眠れる森の美女」(ディアソムニア)
この中で原作が最も古い作品がこの「白雪姫」です。
ポムフィオーレ寮の「奮励の精神」について
ポムフィオーレの「奮励の精神」は白雪姫の「クイーン・グリムヒルド」のキャラクターに基づいています。
さっきも言いましたが、多くの人がグリムヒルド?誰?となってしまうかもしれませんが、有名な「鏡よ、鏡、世界で最も美しいのは誰?」のフレーズで魔法の鏡に問いかけ、白雪姫だと言われてブチギレた挙句、白雪姫に毒林檎を食べさせた恐ろしい女王、と言えば顔が浮かんでくるのではないでしょうか。
あの美に恐ろしいほどの執着心をもつ魔女がグリムヒルドです。
この寮の生徒は魔法薬学や、呪術に秀でた学生が多いのが特徴です。
林檎の毒を調合し、白雪姫に永遠の眠りの呪術をかけたグリムヒルドの性質を色濃く受け継いでいると言えます。
第五章では「ポムフィオーレの寮長は寮で一番毒薬作りが上手であるべし」という決まりがあることも判明していますね。
美にこだわりを持っていたグリムヒルドの寮ということもあり、寮長を筆頭に外見や所作にこだわりを持つ生徒が多い寮です。
国魔法士養成学校総合文化祭のプログラムの一つである、VDC(ボーカル&ダンスチャンピオンシップ)ではその強いこだわりと美意識を如何なく発揮し、参加メンバーに厳しく指導していました。
美意識が高く、美の追求のためならどんな努力や手段も厭わない、そんなグリムヒルドの「奮励の精神」に基づいた寮がこのポムフィオーレなんですね。
ポムフィオーレのエンブレムについて
ポムフィオーレの寮章には上部に王冠とグリムヒルドの服の襟のようなものが着いており、中央には髑髏に短剣が刺さったようなマークが着いています。
王冠と白い襟はそのままグリムヒルドを示唆していると考えられます。
また、真ん中の髑髏の下部には少し赤い部分が見えており、髑髏も少し溶けているように見えることから、グリムヒルドが白雪姫に食べさせた毒林檎を示唆しているように見えます。
原作「白雪姫」のクイーン・グリムヒルドの特徴をしっかりと継承していると言えますね。
ヴィル・シェーンハイト、エペル・フェルミエ、ルークハントのモチーフは?
ここではポムフィオーレの個性的なキャラクター達のモチーフについて考察していきます。
ポムフィオーレも、過去に書いた「スカラビア」、「オクタヴィネル」、「サバナクロー」同様、ディズニー作品に登場するキャラクターの特徴を色濃く受け継いでいます。
ヴィル・シェーンハイト
ヴィルのモチーフは「クイーン・グリムヒルド」です。
美しい容姿を持ち、俳優でモデルの彼は、美に異常とも言える執着を作中で見せています。
他人に対して辛口の批評をすることも多いが、クルーウェル先生のファッションセンスや、イデアのデザインなど、自分がいいと思ったものに対してはしっかりと評価するという性格も見せています。
美に執着する姿勢はグリムヒルドの性格を色濃く受け継いでいますが、上記の部分は少し違うのかなと思ったりもします。
ライバル校であるロイヤルソードアカデミーのネージュ・リュバンシェ(白雪姫がモチーフと考えられる)の美しさに嫉妬している描写がみられ、原作のグリムヒルドが白雪姫の美しさに嫉妬している部分は原作に則っていますね。
ちなみにネージュ・リュバンシェという名前ですが、ネージュにはフランス語で「雪」という意味があり、 リュバンシェは、フランス語で「リボン(Ruban)」と「かわいい(chou)」を組み合わせた「リュバンシュ」から来ているのではないかと言われています。
さらに、ネージュのベレー帽にはかの有名な「Someday my prince will come(いつか王子様が)」という原作の曲名が記載されています。
これはもう「グリムヒルド」のライバルとして「白雪姫」を登場させたということですよね。
ちなみに僕はこの曲が流れると何故か涙が出ます。笑
第五章では随所でMiraというiPhoneでいうSiriのようなスマホのバーチャルアシスタントに「今この時最高に美しいのは誰?」と語りかけていました。
冒頭でも記載しましたが、「鏡よ鏡、今世界で最も美しいのは誰?」というあまりにも有名なフレーズを彷彿させるシーンでした。
第五章でヴィルはネージュに負けそうだと判断した時、毒の魔法をかけたリンゴジュースを飲ませようとします。
これも原作に則っていると言えますが…
この毒のリンゴジュースとは別にヴィルは「エペル」でネージュを倒そうとしたのでは、という考察ができます。
なぜなら…
エペル・フェルミエ
エペルのモチーフは毒林檎です。
そう、エペルのモチーフは毒林檎なんです。
「Eple」は、ノルウェー語で「りんご」を意味するEpelと考えられます。
このエペルの美しさを利用してヴィルはネージュを倒そうとしたのではないかと言われています。
そのためにエペルの立ち振る舞いや着こなし、ダンスなどの厳しい指導を行っていたのかも知れません。
ただ、個人的にはもう少しエペルをうまく使ってネージュを倒そうとするのかな?と思ったのですが、結局単純にリンゴジュースに毒の魔法をかけて飲ませるという方法でストーリーが進んでいきましたね笑
この辺の話は四章の評判を見てライターが話を買えたという噂もあり、少し噛み合ってないような部分も見受けられますが、原作に則って描かれているのは変わりないですね。
ルーク・ハント
ルークのモチーフは狩人です。
狩人は、原作で白雪姫を憎む「グリムヒルド」に依頼され白雪姫の殺害を図った人物です。
美しいものを愛してやまない、少し変わった性格をもつポムフィオーレ寮の副寮長です。
ヴィルを「毒の君(ロア・ドゥ・ポアゾン)」、エペルを「ムシュー・姫林檎」、自身を「愛の狩人(ル・シャソゥ・ドゥ・アムール)」などの呼び名をつけて呼び、周りからは変人扱いをされています。
狩人スタイルの寮服を着こなし、若干ストーカー気質(興味を持ったものを追求するという意味で)な部分があり、狙った獲物をしとめる原作の「狩人」の性格を引き継いでいると言えます。
ヴィルのサポート役のような立ち回りをしており、絶妙な力関係を第五章で見せていましたが、これが「グリムヒルド」と「狩人」の主従関係(か微妙なところですが)表しているのかも知れませんね。
ツイステッド・ワンダーランド「ポムフィオーレ」のまとめ
- ポムフィオーレ寮は「白雪姫」からインスパイアされた寮で「クイーン・グリムヒルド」の憤慨の精神に基づく寮
- ヴィルのモチーフは「クイーン・グリムヒルド」
- エペルのモチーフは「毒林檎」
- ルークのモチーフは「狩人」
ロイヤルソードアカデミーの生徒も絡んでくるストーリーが描かれており、今後ネージュのようなプリンセスをモチーフとした他校の生徒が出てくるのも楽しみですね。
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