すぐに使える!魔法の接客テクニック7選!

アパレルスキル

 

鉄平
鉄平

こんにちわ!

接客に悩む全てのスタッフの味方、鉄平(@teppe_Zymork)です。

 

僕は今まで自分の接客力アップを求めて様々な有名アパレルショップで働いてきました。

 

そこで今回は今まで実際に使っていた魔法の接客テクニック7選をご紹介します!

アパレルでの接客だけでなく、飲食や他の販売等の接客でも使える内容です!

 

魔法の接客テクニックを紹介する前に

まず接客をする上で理解しておかなければならないことは、

 

【お客様一人一人それぞれしてもらいたい接客は違う】

ということ。

決まった接客パターン1つでは全ての全てのお客様のハートを

キャッチすることは出来ません。

 

これから教える魔法の接客テクニックであなたの接客の幅を広げ、

より多くのお客様のハートをキャッチしちゃいましょう!

魔法の接客テクニック1
【あなたの売りたいモノはお客様の欲しいモノではない】

 

 

今シーズンはこれを売りたい

出来るだけ高単価商品を売りたい

在庫になりそうなこの商品を売りたい

 

など、お店側が売りたいモノというものがあると思います。

 

しかし、それはお客様が本当に欲しいモノでしょうか?

 

こちらが売りたいという気持ちはお客様は敏感に察知します。

お客様に「この店員さん、買わせにきてるな」と思われたらもう何も売れません。

 

ですから売りたいモノがあるからといって

手当たり次第にお客様にオススメするのはNGです。

10人にオススメして1人が買ってくれても、

9人があなたのお店を嫌になったら意味ありませんよね。

 

買ってくれた一人も家に帰って冷静になった時に

「なんかやっぱりこれ違うな」って思って着てくれなかったらちょっと悲しいですよね。

 

ではどうするか。

 

あなたが売りたいモノを売ろうとするからダメなのであって、

 

あなたが良いと思うモノを

気に入ってくれそうなお客様に教えてあげれば良いのです

 

「おいおい鉄平さん、そんなこと言ってたら売りたいモノなんて売れないじゃないか」

 

そんなことはありません。

まずは売りたいモノの良い面をしっかりと理解すること。

次にその売りたいモノを自分も好きになること。

 

やはり自分が良いと思っているモノこそ、そのモノの魅力をお客様にしっかり伝えられます

 

魅力が伝わればお客様もきっとそのモノを欲しいと思ってくれるでしょう。

魔法の接客テクニック2【モノの魅力の伝え方】

 

「このシャツは薄手だけど編目が細かいから暖かいんですよ」

 

こんな接客していませんか?

これではお客様は「ふーん、そうなんだ」で終わってしまいます。

モノの魅力を伝える時は

そのモノをお客様が実際に使っている姿を想像させることが大切です。

 

「このシャツは網目が細かいからあったかいんですよ。いまお客様が着ているアウターの下に一枚だけでも大丈夫だし、薄手だから重ね着もしやすいんですよ

 

こうオススメすればお客様は自分がそのシャツをアウターの下に着て使っている姿を想像します。

さらに持っている服との重ね着の相性も考えることでしょう。

重ね着用にベストなんかも一緒に買ってくれるかもしれません。

 

ただカタログスペックを語るだけでなく、

お客様が実際に使っている姿を想像させることが大切なのです。

 

魔法の接客テクニック3【お客様が帰っても接客は終わっていない】

あなたはいまニコニコ笑顔で接客中です。

お客様が商品を買ってくれて

あなたは出口までお見送りをして

お客様がお店から退店しました。

 

さて、ここで接客が終わりだと思い油断していませんか?

 

いま接客をしたお客様は帰りましたが、店内には他のお客様もいらっしゃいます。

接客時の笑顔から通常時の表情へスイッチを切り替える瞬間はあなたが思う以上に怖く見えるものです。

 

お客様が出口を出ても少しの間はニコニコ笑顔スイッチは入れたままにしておきましょう。

お店から出たお客様がお店の方へ振り返った時もニコニコ笑顔の方が印象も良いですよね!

 

魔法の接客テクニック4【対面時だけが接客中ではない】

 

ちょっとイメージしてみて下さい。

休日のあなたはショッピング中です。

目の前のシャツが気になっていますが、サイズが合うか気になります。

店員さんにサイズのことを聞いてみようと思います。

 

店内には店員が二人います。

 

一人はニコニコ柔らかい表情でTシャツを畳んでいるお兄さん。

一人は真顔で立っているお兄さん。

 

さて、あなたはどちらに声をかけますか?

 

大多数の人がニコニコ柔らかい表情をしたお兄さんに声をかけると思います。

 

そりゃそっちの方が声をかけやすいですよね。

 

接客は対面前から始まっていると思って下さい。

さらには外からガラス越しに店内をチラッと覗いている人なんかも

ムスッとした店員がいるより、

笑顔でニコニコ働いている店員がいる方がお店に入りやすいですよね!

 

通常時は3割程度の柔らかい笑顔を心掛けて下さい。

そして対面時はもっと笑顔で接客しましょう。

 

私は今まで色々な場所で接客してきましたが、

通常時の3割程度の柔らかい笑顔が出来ていない人って実はけっこう多いんです。

常に笑顔の店員の方がお客様から声を掛けられる回数も多くて、

もちろん販売実績も安定していました。

 

慣れていない最初のうちは頬の筋肉が疲れますが、

慣れてくると一日中ずっと笑顔でも疲れなくなります。

 

まずは笑顔で楽しく働きましょう!

魔法の接客テクニック5【立ち位置は横】

ここでの立ち位置とは実際に立つ場所ではありません。

ココロの立ち位置です。

 

接客中は

 お客様 対 店員 になるのではなく

 お客様  店員 になって下さい。

 

お客様と一緒にお客様が欲しいモノを探しましょう。

ポイントはお客様に共感をすることです。

 

例えばブルゾンを欲しそうに見ているお客様がいます。

 

「そのブルゾン、カッコイイですよね。ここのデザインが良いですよね」

 

なんて声をかけた時に

 

「そうですね、この色が良いなーと思って」

 

なんて返ってきたら大チャンスです!

 

「いやー、分かります!僕もこのブルゾン初めて見た時からずっとこの色いいなと思ってました!」

 

すかさずちょっとテンション上げて共感しましょう。

 

お客様は

この店員さんは自分の好きな感じを分かってくれてるな

この店員さんも言うならやっぱりこの色はカッコイイな

なんて思ってくれます。

 

お客様からしたら

自分が良いと思ったモノが

店員さん公認の良いモノ

に変わった訳ですから購入意欲が高まります。

 

逆にお客様が

 

「このブルゾン、ここのデザインは良いんだけど、色が微妙なんだよなぁ」

 

とマイナスな感想を言ってきた時は

 

「そうなんですよねぇ。。この色がちょっと違いますよねぇ。。」

 

と、まずはそこにも共感して下さい。

共感した上でその部分の何かプラスな情報があれば教えてあげましょう。

 

「そうなんですよねぇ。。ここの色がちょっと違いますよねぇ。。一応今年のトレンドカラーなんですがちょっと色あいが気になりますよね。」

 

こう伝えてあげればお客様は

この店員さんはわかってくれる

悪いところもあれば教えてくれる と思ってくれます。

その後の接客もしやすくなります。

 

それでもやっぱり買ってくれることもあれば、

違う商品についてあなたに聞いてくることもあるでしょう。

 

魔法の接客テクニック6【あえて不安にさせる】

お客様は人間なので感情を持っています。

感情を一度揺さぶってから、好転させてあげることで購買意欲をあげるテクニックです。

 

僕がよく使っていたのは一度不安にさせてから安心させてあげる

 

具体的には

 

ディスプレイしてあるピアスとその横に鏡があります。

お客様がピアスを手に取り、鏡で自分に似合うかを見ている時に

 

「あっ、お客様申し訳ございません。そちらのピアスなんですが、、、」

 

と言うとお客様は これディスプレイから外しちゃいけなかったのかな と

ちょっと不安になります。

 

「そちらのピアスなんですが、、、

 

かわいいですよねぇー。めちゃくちゃ似合ってます!もうお客様の為に作られたようなものですね!」

 

なんて言うと一気にお客様は安心します。(笑)

ちょっと雑談を交えてからの接客トークもちゃんと聞いてくれたりします。

 

このテクニックは非常に効果的ではありますが

空気やタイミングを読んだ上でやって下さい。

 

タイミングを間違えると 変な店員 になりますので (笑)

 

魔法の接客テクニック7【メモ帳一つで常連客が増える】

これは接客中ではなく、その前後の予習・復習のようなものです。

他の魔法の接客テクニックに比べるとちょっとだけ面倒ですが、

その分効果は抜群です。

 

  1. その日に接客したお客様のことをメモ帳に書く
  2. 出勤前にそれを見返す

 

やることはこの2つです。

1 その日に接客したお客様のことをメモ帳に書く

毎日あなたは沢山のお客様を接客していることかと思います。

その全員を書く必要はありません。

一日に書くお客様のことは2人だけでOKです。

(その二人はまた来てくれそうな人にしてください)

 

書く内容は

・お名前(分からなければ特徴など)

・買ってくれたモノor気になっていたモノ

・好きそうなジャンル

・雑談したことなど

 

だけでOKです。

あまり内容が多くても書くのもみるのも大変ですからね。

 

2 出勤前にそれを見返す

通勤時間にサラッと目に入れるだけでOKです。

毎日続けていれば嫌でも覚えます。

勤務中に新商品が入ってきた時に、これは〇〇様が好きそうだな、なんて思えたら完璧です!

そのお客様がご来店した時に

「〇〇様、いらっしゃいませ!〇〇様に似合いそうな新商品がありますよ!」

なんてお声かけ出来れば最高ですね!

 

 

お客様は

  • 名前を覚えてくれている
  • 自分の好きな感じを分かってくれている
  • 前に話した内容も覚えてくれている

 

と、あなたのことを

ただの店員さんではなく、

店員の〇〇さんとしっかりと覚えてくれます。

 

お客様の来店頻度は人それぞれです。

あのお客様なかなか来ないなと思っても、

忘れた頃にフラッとご来店してくれることもあります。

そんな時でも最高のお声かけが出来れば良いですよね!

 

魔法の接客テクニック7選まとめ

魔法の接客テクニック7選いかがでしたか?

大切なことは理解しただけで終わらずに実践すること。

そして接客を楽しむことです!

 

やれば出来ます

あなたなら

 

魔法の接客テクニック1
【あなたの売りたいモノはお客様の欲しいモノではない】
 💡売りたいモノをあなたが好きになりましょう

 

魔法の接客テクニック2
【モノの魅力の伝え方】
 💡お客様に実際に使っている姿を想像させましょう
魔法の接客テクニック3
【お客様が帰っても接客は終わっていない】
 💡ニコニコスイッチはONのままで(^ ^)

 

魔法の接客テクニック4
【対面時だけが接客中ではない】
 💡3割笑顔♪♪
魔法の接客テクニック5
【立ち位置は横】
 💡お客様に寄り添って共感をしよう!
魔法の接客テクニック6
【あえて不安にさせる】
 💡タイミングと空気が大切!
魔法の接客テクニック7
【メモ帳一つで常連客が増える】
 💡続けることが一番大切!