こんにちは!じーにー(@Genie_Zymork)です。
名作ディズニー映画の数々をを繰り返し見ているこの僕が、
ディズニーの魅力的なヴィランズをモチーフとした
スマホゲームアプリ「ツイステッド・ワンダーランド」について書いていきます。
今回は前回考察した「オクタヴィネル」に続いて
「サバナクロー」について詳しく考察していこうと思います。
サバナクローとは?
サバナクロー寮は百獣の王の不屈の精神に基づく寮です。
スポーツや格闘技を得意とする寮生が多く在籍しており、寮の敷地内にはマジカルシフト用の競技場があります。
サバナクローには様々な獣の耳を持つ獣人族が多いようです。
あくまで寮は魂の資質によって決まるため、サバナクローには獣人族が多いですが(デュースの発言によると)他の寮にも獣人族はいるそうなので、サバナクロー固有の特徴というわけではなさそうです。
サバナクローの「不屈の精神」について
サバナクローの不屈の精神は、原作「ライオン・キング」の「スカー」のキャラクターに基づくものです。
「ライオン・キング」は、大地の王ムファサの息子シンバの物語です。
シンバは、王の座を狙うスカーの手によって、王国から追放されてしまいます。
しかし、王国に戻るため旅をし、最後はスカーと対峙するというお話です。
スカーは次期王位を継承するムファサの弟であり、ムファサとスカーの父、アハディによって兄のムファサが王位を継承することを決められてからは兄を妬み、王の座を奪ってやろうと画策するようになるのです。
劇中でムファサには力では勝てない、と言っていましたが、その分悪知恵が働き、その狡猾さによって非道な手段を使ってでも王の座に就こうとします。
この諦めが悪く、どんな手を使ってでも自分の目的を果たそうとする性格が、サバナクローの不屈の精神の由来なのですね。
サバナクローのエンブレムについて
サバナクローのエンブレムは、スカーの顔です。
黒いひげを携えた片目に傷があるライオンの顔は紛れもなくスカーの顔ですね。
スカーの傷については所説ありますが、父のアハディがハイエナと関係を持つようになったスカーに対し激昂して付けた傷だという説があります。
スカ-には「スカー」という名前とは別に本名があり、父のアハディが王位継承権をムファサに与え、体に傷もつけられたスカーが、その心と体に付けられた傷を忘れないために「スカー(傷)」と名乗り始めたという説があります。
ちなみに本名はスワヒリ語で「欲望」「汚れ」という意味のある「タカ」だそうです。
レオナ・キングスカラー、ラギー・ブッチ、ジャック・ハウルのモチーフは?
ここではサバナクローの個性的なキャラクター達のモチーフについて考察していきます。
サバナクローも、過去に書いた「スカラビア」、「オクタヴィネル」同様、ディズニー作品に登場するキャラクターの特徴を色濃く受け継いでいます。
レオナ・キングスカラー
レオナはスカーがモチーフのキャラクターです。右目の傷もスカーの右目にあるものからインスパイアされていると考えられます。
黒いたてがみ(髪の毛)、緑の瞳などもスカーの特徴を色濃く受け継いでいますね。
「人生は不公平だよなぁ、お前もそう思うだろ?」という公式画像に乗せられている文言のとおり、母国では第二王子であり、生まれる順番によって運命が決まってしまうことに辟易しているキャラクターです。
こちらも原作「ライオン・キング」でスカーの王位継承権がムファサに続いて第二位だったことに基づいています。
レオナは優秀であるのにも関わらず、いつも気だるそうな立ち振る舞いをしています。
スカーは気だるそうというよりはあえて卑屈に見せているという感じですが、悪賢く狡猾で優秀な頭脳を持っているのにそれを見せない態度は共通しているのかもしれませんね。
ちなみに、スカーのデザインは「アラジン」の「ジャファー」をデザインした人と一緒だそうです。
顔、ちょっと似てますよね笑
第二章でのマジフト大会ではここ数年負け続けているディアソムニアに勝つために、他の寮の選手を辞退させたり、ラギーのユニーク魔法「愚者の行進(ラフ・ウィズ・ミー)」で事故を装い怪我を負わせたりしていました。
勝つためにはどんな手段も厭わないその姿は、ムファサを殺したスカーの性格そのものと言えるでしょう。
ラギー・ブッチ
いつもレオナの世話役をするハイエナのような耳を持つキャラクター、ラギー・ブッチ。
名前の由来は、ラギーはRuggy(ぼろぼろの)という単語、ブッチはブチハイエナからきていると考えられます。
ラギーのモチーフはスカーとつるむハイエナ、バンザイ、シェンジ、エドの三匹のどれか、もしくは全員だと考えられます。
欲望に対してがっつく姿はオスのハイエナのバンザイ、要領の良い部分はリーダーのメスハイエナのシェンジ、砕けた態度はエドの特徴を基にしているようにも見えます。
スワヒリ語でシェンジは「獰猛な」という意味があり、バンザイは「こそこそ隠れる・詐欺」などの意味があります。
第二章でマジフト大会前にこそこそとユニーク魔法「愚者の行進(ラフ・ウィズ・ミー)」を使って根回ししたり、レオナの財布を狙っていたりする側面から、最初はバンザイがモチーフかと考えていたのですが、いつもなぜかケタケタと笑っているエドの特徴を取ったのか、ユニーク魔法の名前が「Laugh With Me」(僕と笑って)という名前になっていることも考えると、三匹全員の特徴を取っているのかな、とも思ったりします。
余談ですが「愚者の行進」はスカーが王になる野望を歌う「Be Prepared」(和題:準備をしておけ)という曲のシーンでハイエナ達が行進しているシーンを彷彿させますね。
この曲、超かっこいいのでおすすめです!
ジャック・ハウル
ジャック・ハウルのモチーフは諸説あり、特定が難しいのですが、大きく分けて二つあります。
まず一つ目は「ライオン・キング」のスピンオフ作品である「ライオン・ガード」に登場するジャッカル、レイレイが考えられます。レイレイは「ライオンガード」で雌のジャッカルのリーダーを務めており、序列を重んじるしっかり者です。
まぁ、ジャッカルなので、ジャックとはちょっと違う感じがしますが、曲がったこと(自分が許せないこと)が嫌いな性格はレイレイと似ている気がします。
もう一つは、実写のディズニー映画「ホワイトファング」に登場するウルフドッグです。弱肉強食を描いた世界の中で、人間に徐々に心開いていく姿も、硬派で武闘派なジャックの性格と似ています。
さらに「ホワイトファング」の著者の名前が「ジャック・ロンドン」ということもあり、名前の由来になっているのではないかと言われています。
他にも、「星に願いを」イベントで「トナカイの引くソリよりも早く走れますように」と願っていることから「アナと雪の女王」のクリストフやスヴェンを襲った狼なのでは、と言われていたりします。
モチーフとして地味すぎるので僕はこの線は無いと思いますが笑
なんかしっくりこないというか、他の生徒たちに比べてモチーフがわかりにくいし、何故そこいった?感は否めませんが、もしかしたら今後のストーリーでモチーフがはっきりしてくるかもしれないので楽しみですね。
ツイステッド・ワンダーランド「サバナクロー寮」のまとめ
- サバナクロー寮は「ライオンキング」からインスパイアされた寮で「スカー」の「不屈の精神」に基づく寮。
- レオナのモチーフは「スカー」。
- ラギーのモチーフはハイエナの「シェンジ」、「バンザイ」、「エド」のどれか、もしくは3匹全員
ジャックのモチーフははっきりしないが、「ライオンガード」の「レイレイ」、「ホワイトファング」の「ウルフドッグ」など
今回は原作の曲について触れることがほとんど無かったですが、「ライオンキング」も名曲ぞろいなので最後に紹介しておきますね。
- 「Circle Of Life」
「アラジン」や「美女と野獣」の曲も手がけたティム・ライスと誰もが一度は聞いたことがあるヒットソングメイカーのエルトン・ジョンが作曲した超名曲。壮大な自然の「命の輪」、「人生」、「社会」を描いた素晴らしい曲です。
エルトン・ジョンはこの曲をきっかけにアカデミー歌曲賞を受賞しています。
- 「I Just Can’t Wait to Be King」
軽快なアップテンポの曲で、王様になるのが待ちきれないシンバと、彼の世話に手(羽?笑)を焼くザズーが掛け合いしながら歌う曲です。
個人的にはザズーが英国紳士っぽい英語を話すのがツボで、僕の大好きな曲です。
- 「Hakuna Matata」
言わずと知れた名曲「Hakuna Matata」。悩まずに気楽に生きていこうというティモンとプンバァの哲学を「ハクナマタタ」という合言葉でシンバと歌う最高にハッピーな曲です。
どうでもいいですが、僕は仕事がしんどい時に全力でいつも歌ってます。
- 「Be Prepared」
ラギーのモチーフ紹介の時に少し触れましたが、ハイエナを従えるスカーが歌う最高にかっこいい曲です。
「ライオン・キング」と言ってこの曲が思い浮かぶ人は少ない(ディズニーファンじゃなければ)かも知れないですが僕は大好きな曲です
ヴィランズの曲ってほんとにかっこいいんですよね。
僕はライオンキングの中で一番好きと言っても過言では無い曲です。
最後に原作の曲を紹介してモチーフとはあまり関係ない話をしてしまいましたが、真にサバナクローを理解するのにこれらの曲を聞くと何かわかるかも知れないので是非聴いてみてくださいね!
スカラビア寮やオクタヴィネル寮の考察記事やYouTubeでの動画も出しているのでそちらもよければ是非ご覧ください!
【ツイステ】スカラビア寮徹底考察!原作「アラジン」との関係やカリム・ジャミルのモチーフを解説
【ツイステ】オクタヴィネル寮徹底考察!原作「リトル・マーメイド」との関係やアズール・ジェイド・フロイドのモチーフを解説
【ツイステ】スカラビア寮考察!アラジンに関する余談も語ります。【じーにー】
【ツイステ】SSR確定でカリムは来てくれるのか!?【じーにー】